富士見町と言えば、アウトドアや自然が好きな人ばかりが集まるイメージを持つ人が多いかもしれません。実際、四方八方を山々に囲まれ、自然の恵みを感じずには過ごせない、自然と生活が密着している、それが富士見町の魅力の1つでもあります。
しかし、自然が好きでないと過ごせないかと言えばそうでもありません。
今回は2014年に移住し、都会的な生活を好みながらも富士見町での暮らしを楽しんでいる吉田エンジェル真樹さん(43)、賢治さん(43)ご夫婦を取材しました。
田舎暮らしに憧れはなかった
富士見町に越す前は東京に暮らしていたという吉田エンジェルさんご夫妻。当時から、二人共に田舎への憧れはなく、むしろ都会での暮らしを楽しんでいました。インターネットをしたり、マンガを読んだりといった共通の趣味が楽しく、アウトドアに興味が湧くこともありませんでした。
そんな頃、真樹さんが働いていたのが紅茶関係の会社。商品開発を手掛けたことから、紅茶のブレンドの楽しさや知識を得ることとなりました。しかし、仕事は卸専門だったこともあり、卸したレストランから間接的な感想しか得られず、いつか直接的にお客様からの反応が得られる小売をやりたいと思っていました。
震災後の2011年、自分でブレンドした紅茶をカメリアニコティという屋号で販売、出店を始めます。その後、2019年富士見町に店舗をオープンしました。
そんな頃、真樹さんが働いていたのが紅茶関係の会社。商品開発を手掛けたことから、紅茶のブレンドの楽しさや知識を得ることとなりました。しかし、仕事は卸専門だったこともあり、卸したレストランから間接的な感想しか得られず、いつか直接的にお客様からの反応が得られる小売をやりたいと思っていました。
震災後の2011年、自分でブレンドした紅茶をカメリアニコティという屋号で販売、出店を始めます。その後、2019年富士見町に店舗をオープンしました。
移住を決意した富士見町
賢治さんの実家が富士見町にあったことから、何度か富士見町を訪れていた、という真樹さん。窓から見える山々のパノラマ景色に、以前訪れて感銘を受けたネパールのヒマラヤ山脈が重なり、富士見町という場所に運命的なものを感じていました。
「将来的には富士見町に戻って暮らしたい」賢治さんからの思いにも抵抗はなく、「移住するなら早い方がいいのでは?」そう提案したのは真樹さんの方からでした。
「将来的には富士見町に戻って暮らしたい」賢治さんからの思いにも抵抗はなく、「移住するなら早い方がいいのでは?」そう提案したのは真樹さんの方からでした。
支出の少なさに気づいた富士見町での暮らし
富士見町に暮らしてみて、「演劇や音楽といったカルチャー面では物足りなさを感じている」という賢治さん。しかし一方で、「その分厳選するようになり、出費が少なく済むようになった」と笑顔の真樹さん。
東京に暮らしていた頃は何かとお金を使ってしまう、そんな誘惑が多かったようですが、富士見町に暮らしてみると驚くほど出費が少ないことに気づいたのです。
東京に暮らしていた頃は何かとお金を使ってしまう、そんな誘惑が多かったようですが、富士見町に暮らしてみると驚くほど出費が少ないことに気づいたのです。
東京にいても富士見町にいても基本は何も変わらない
「東京から富士見町に来て変わったことがあるか、とよく聞かれますが、基本は何も変わっていないんです」そう話すのは真樹さん。
「彼女は宇宙空間でも生きていけるような人で順応力がすごいんですよ。すぐに友達もできるし、すっとどこにでも馴染んでいきます。僕の方が東京暮らしを懐かしんでいるくらいです」
優しい眼差しで奥様を見つめながら話される賢治さん。
自然が身近にはなったからといって、特に自然やアウトドアに興味を持つことはなく、東京に暮らしていた頃と同じライフスタイルで過ごせているそうです。
「彼女は宇宙空間でも生きていけるような人で順応力がすごいんですよ。すぐに友達もできるし、すっとどこにでも馴染んでいきます。僕の方が東京暮らしを懐かしんでいるくらいです」
優しい眼差しで奥様を見つめながら話される賢治さん。
自然が身近にはなったからといって、特に自然やアウトドアに興味を持つことはなく、東京に暮らしていた頃と同じライフスタイルで過ごせているそうです。
八ヶ岳山麓の中できっと一番暮らしやすい
いくら富士見町での暮らしが快適といっても、暖かい場所に憧れがあったというお二人にとって、さすがに寒さはこたえたはず。しかし、驚くことに東京にいた頃より寒さを感じないと話します。
「東京にいた頃は、電車に乗るにも歩くし、乗り継ぎでも歩くし、とにかく寒い中移動しなきゃいけなかった。今は車で移動できるので、寒さをあまり感じることなく移動できます。」
「田舎ではあるけれど、病院やスーパーもあるし、とても便利で暮らしやすい田舎です。八ヶ岳山麓の中できっと一番暮らしやすい場所なんだと思います。」
「東京にいた頃は、電車に乗るにも歩くし、乗り継ぎでも歩くし、とにかく寒い中移動しなきゃいけなかった。今は車で移動できるので、寒さをあまり感じることなく移動できます。」
「田舎ではあるけれど、病院やスーパーもあるし、とても便利で暮らしやすい田舎です。八ヶ岳山麓の中できっと一番暮らしやすい場所なんだと思います。」
富士見町に来て良かった
東京から連れてきたという猫もすっかり富士見町の暮らしに馴染み、自然の中を走り回るようになりました。何気ない毎日の散歩も、車通りを気にする必要もなく、のんびりと歩けるのが、実はとても贅沢なことだと気付きました。
自然にはそれほど興味がない、そう話しながらも無意識的に自然と共にあるお二人の姿が印象的でした。
「現在、持ち込みのイベントをいくつか開催していますが、これからはイベントの企画もして何か発信していけるような、そんな環境を作っていきたいと思っています。ブックカフェもいいし、上映会などをしてもいいかもしれない」
店を通して、ますます活躍の場を広げていかれるお二人、富士見町は自然と住む人の感性を研ぎ澄ませてくれる・・・そんな環境があるのかもしれません。
カメリアニコティ
住所:〒399-0212 長野県諏訪郡富士見町富士見立沢815-67
電話:0266-88-9075
WEBサイト:https://www.camellianicotea.com/
自然にはそれほど興味がない、そう話しながらも無意識的に自然と共にあるお二人の姿が印象的でした。
「現在、持ち込みのイベントをいくつか開催していますが、これからはイベントの企画もして何か発信していけるような、そんな環境を作っていきたいと思っています。ブックカフェもいいし、上映会などをしてもいいかもしれない」
店を通して、ますます活躍の場を広げていかれるお二人、富士見町は自然と住む人の感性を研ぎ澄ませてくれる・・・そんな環境があるのかもしれません。
カメリアニコティ
住所:〒399-0212 長野県諏訪郡富士見町富士見立沢815-67
電話:0266-88-9075
WEBサイト:https://www.camellianicotea.com/
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