こんにちは、駆け出しライターDMです。 「移住生活」のコツは、いきなり移住しないことかもしれません。勢いで移住する前に、まずは肩に力を入れず観光気分でその土地を訪ねてみるのも面白いですよ。


私が移住する際は、「土地や風景」「買い物」「仕事」「観光」といった複数テーマ別に情報収集を行いました。交通手段も訪れる時期に合わせて、1回目はバイク、2回目はJRで訪ねてみました。
本記事では、JRで富士見町に訪れた設定で駅周辺をご紹介していきましょう。
本記事では、JRで富士見町に訪れた設定で駅周辺をご紹介していきましょう。
八ヶ岳の玄関口 「富士見駅」はこんなたたずまい


富士見町の玄関口とも言える「富士見駅」。都心から来た人は、この駅のホームに降り立った瞬間、山と風の香りが体内を通っていくことがすぐに分かると思います。「あぁここは山なんだな・・」と気付くこの香り。富士見駅にお越しの際は、電車の扉が開く瞬間を楽しみにして来てくださいね。
それでは、駅舎のご紹介もしましょう。
駅員さんに切符を渡して、すぐ隣には小さな待合室、正面には木造の駅舎ゲートがあります。構内の案内板には「標高955.2m」の表示です。富士見駅は中央本線の中で最も標高が高い駅なんです。東京都の高尾山よりも高いと思うと、夏は冷涼で、冬は厳しい寒さが待っていることがお分かりになると思います。
改札を出てそのまま外に出ようとすると、防風扉、防雪扉というのでしょうか、重たい木製の引き戸をギギギっと横にしてようやく外に出ることができます。普段都心で生活していると、なかなか目にしない入り口ですね。
それでは、駅舎のご紹介もしましょう。
駅員さんに切符を渡して、すぐ隣には小さな待合室、正面には木造の駅舎ゲートがあります。構内の案内板には「標高955.2m」の表示です。富士見駅は中央本線の中で最も標高が高い駅なんです。東京都の高尾山よりも高いと思うと、夏は冷涼で、冬は厳しい寒さが待っていることがお分かりになると思います。
改札を出てそのまま外に出ようとすると、防風扉、防雪扉というのでしょうか、重たい木製の引き戸をギギギっと横にしてようやく外に出ることができます。普段都心で生活していると、なかなか目にしない入り口ですね。
人情味溢れる駅そばを食べるべし
ここで忘れちゃいけないのが富士見の名物 駅そばです。


仕事休憩の平日昼休み、都心からの来訪客が多い休日の朝や夕方前には、多くの人が訪れる「入笠生そば」。お出汁がいい香りを醸し出します。時間を争いながら頂く駅そば屋とは異なり、作ってくれるおばちゃんとの会話がほっこりします。


「今日はどちらから?あ、ネギは大丈夫だった?」「お兄さんもマウンテンバイクやるの?」と、気さくに声をかけてくれます。そのせいか、お客さんからも自然と「ごちそうさま、ありがとう」と、提供する人と食べる人とのコミュニケーションが垣間見える駅そば屋です。忙しくなさそうであれば、注文時に富士見のことを質問しても面白いかもしれません。
長野と山梨の県境駅 「信濃境駅」は静かな無人駅


富士見町には、富士見駅以外に、「すずらんの里駅」、山梨側に「信濃境駅」があります。なかでも、信濃境駅は情緒溢れる無人駅。下車するとタイムスリップしたかのような雰囲気が漂っています。


駅舎を出ると、目の前には甲斐駒ヶ岳がどーんと待ち構えていました。天気が良いと、駅を出てすぐ東側には富士山も望めます。


静かな喫茶 珈琲 夢屋
駅周辺にはお店も少なく、立ち寄るスポットはないのかな……と思い、足を伸ばして散歩をしてみると、見つかりました。


こちらは奥ゆかしさを感じる喫茶店。店内を覗くと、常連の方が新聞片手に珈琲を飲んでるようです。


少し話を聞いてみると、このお店は静かにコーヒーを飲むには最高とのこと。「隣の富士見駅には駅を出てすぐにお茶できるところがないだろう?友人とここで落ち合って世間話するのが日課なんだ」と言います。


電車の待ち時間が長い時に、ふらっと立ち寄りたくなる昔ながらの喫茶店でした。
駅前で一杯どうでしょう?
お次は、富士見駅から徒歩3分の「よはく酒店」。


ここは飲み屋ではなく、角打ちができる酒屋。(※角打ち=酒屋店内において、その場で購入したお酒を飲める意)移住された方が共同経営しています。
常連さんは、自宅から手作りの惣菜を持参してお好みの日本酒をフリーザーから取り出すそう。
常連さんは、自宅から手作りの惣菜を持参してお好みの日本酒をフリーザーから取り出すそう。


長野県下のクラフトビールはもちろん、日本全国の銘酒を購入できる稀有なお店。オーナー自らが酒蔵を一軒ずつ訪ね、吟味した酒のみを仕入れています。


日本酒歴が浅い私には、飲むシーンやお祝い等の用途を店主と相談しながら購入できるのがこのお店の良いところですね。どのようにお酒を楽しむかを一緒に考えてくれるので、日本酒ビギナーにも立ち寄りやすいお店と言えるでしょう。
地元の商店街のイチ押しはここ
最後に、私が大好きな豆腐屋です。


こちらのお店は、地元民に愛され、一つ一つ丁寧に作り上げる創業昭和24年の「両国屋豆腐店」。富士見駅から徒歩5分です。大豆の味がジュワッと出てくる油揚げや濃厚な豆腐もありますよ。
私のおすすめは、「寄せどうふ」と「厚揚げ」。
私のおすすめは、「寄せどうふ」と「厚揚げ」。


先ほどの酒屋で日本酒を、そして両国屋の厚揚げをお土産に、自宅で一杯するのもよろしいかと。


富士見町には、通いたくなる名店がこの他にもたくさんあります。JRや自動車でお越しの際は、一度駅前を散策してはいかがでしょうか?お店の方と小話をすると、地元民しか持っていない情報や、街の歩き方を教えてくれるかもしれません。
次号は、移住後のインフラ事情を暴きます!お楽しみに!
富士見町では移住に関する相談を常時受け付けています。
興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。
次号は、移住後のインフラ事情を暴きます!お楽しみに!
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興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。