富士見町 森のオフィスってどんなところですか?

八ヶ岳の麓に出来た、仕事と学びと集いの場

2015年12月。長野県諏訪郡富士見町にオープンした森のオフィスは、コワーキングスペース、会議室、食堂を備えた複合施設。

その名の通り、八ヶ岳の麓の森に囲まれた立地に森のオフィスはあります。

中には個室型オフィスやコーワキングスペース、複数の会議室や食堂が広がっているこちらの場所。
町民の方も集まる様々なセミナーやイベント、映画の上映やヨガなど、この施設での活動は多岐に渡っています。

森のオフィスってどんな施設なの?という事で今回は富士見町役場 総務課 企画統計係の小川大輔さんにお話を伺いました。

富士見町役場 総務課企画統計係 小川大輔さん

テレワークの推進をきっかけに森のオフィスを設立

「富士見町では、人口の流出と減少が進んでいた状況に歯止めを掛ける目的で、以前から※テレワークという働き方に注目をしておりました。そういった経緯からテレワークの拠点となるような施設の計画があり、小学校の廃校などいくつかの施設の候補が上がっていたのですが、最終的に大学の研修施設であった元「楽山荘」が景観的にも建物的にも優れていたため、この場所を拠点として改修を行い現在の森のオフィスの設立に至ります。」
※テレワークとは、ICTを活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。

「現在では森のオフィス1階及び2階にございます個室型オフィスは8室中7室入居となっており、入居企業樣には東京都内の企業のサテライトオフィスでの活用であったり、長野県内の企業様にも入居して頂いております。業種は様々でアプリケーション開発やWEB開発、電力サービスを展開されている企業様や映像やグラフィックデザインの制作会社まで多岐に渡っております。」
※森のオフィス入居企業一覧はこちら
http://www.town.fujimi.lg.jp/shareoffice/company.html

 

「コワーキングスペースでは現在200名弱の登録者の方がいらっしゃいまして、東京でお住まいの方でテレワークとして森のオフィスを利用する方。地元の町民の方々や周辺の市町村にお住まいの方などが主な利用者となっています。利用するにあたっては、営業時間内であれば、何方でも利用できます。全館、光回線によるWi-Fiが完備されているので、特徴的な働き方としてはフリーランスの方はもちろんなのですが、東京の会社で努めながら、デザインやIT関連のお仕事を長野でされている方というのは徐々に増え始めている実感がございます。
運営については、富士見町役場のテレワーク推進の企画段階からお手伝い頂いている、Route Design合同会社の津田さんを中心に地域おこし協力隊として富士見町に来て頂いている方たちと、役場と民間が一体となって運営をしているといった状況になりますね。」

※左から運営スタッフの地域おこし協力隊松井さん、小川さん、同じく運営スタッフのRouteDesign津田さん、地域おこし協力隊松田さん

富士見町の中の東京村であってはいけない。
地域の方にもひらかれた施設でありたい。

「森のオフィスはビジネス交流拠点としての側面がございますので、入居企業やお仕事をされる方にとっては、とても来やすい施設だと思います。ただ町民の方にとっては、ともすれば近寄りがたい雰囲気になってしまがちです。正直、何の施設か分からないといった町民の方も多くいらっしゃいます
そういった中で富士見町の中に東京村が出来てしまうような状況を推し進めるのではなく、地元の方にもこの場所を認知してもらうため、地元の方が気軽に参加できるようなイベントやワークショップなどを開催しています。そういった中で徐々に町民の方にも利用して頂けるようになってきました。
ただまだ認知が全ての町民の方に行き届いてはおりませんので、今後は、より地域の方にも開かれた施設でありたいというのは、運営スタッフさんとも共通意識をもって運営を進めています。森のオフィスの利用者様の中にはITリテラシーが高い方々が多いので、そういった知識を町民の方に還元したり、ビジネスマッチングが出来るような形になれば嬉しいですね。」

地元のおばあちゃん達の会食会
専門の講師を招いたクリエーター講座など、森のオフィスでは様々な交流が開かれている。

ここは移住者の受け入れの窓口でありたい。

「森のオフィスは富士見町役場にとっても大事に育てていきたい施設であります。

また、ここに来て頂いている企業さんや利用者さん達は町にとっても重要な方たちです。企業や利用者の方々と町民の方や地元企業・商店との交流や新しい仕事が生まれる。
そういった場所で有り続けたいですし、森のオフィスが移住者の受け入れの窓口になって、移住したい方や既に移住された方達を地域と繋ぐ場所になればと考えています。」

今回は、富士見町役場が2015年より運営を始めた森のオフィスについて、富士見町役場 総務課企画統計係 小川大輔さんにお話を伺いました。

単なるコワーキングスペースではなく、地域の方との繋がりや森のオフィスに集まる方々から生まれる新しいビジネス。
新しい仕事や働き方、暮らし方を創り出せる場所がここにはあるかもしれませんね。
次回は実際に森のオフィスを利用しているテレワーカーにもお話を伺ってみたいと思いますのでそちらもお楽しみに。

森のオフィスに興味がある方は是非、以下のWEBサイトでさらなる詳しい情報を調べてみては如何でしょうか?

森のオフィス WEBサイト
http://www.morino-office.com/

http://www.town.fujimi.lg.jp/shareoffice/index.html

Facebookページ
https://www.facebook.com/morinooffice/

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