富士見町の福祉制度〜高校生まで 医療費が無料。その背景は

富士見町の福祉医療を知る

小さい子どものいる家庭にとって、その土地に暮らすとは、その土地の福祉医療を知ることからはじまる、と言っても大げさではないでしょう。
そこで今回は、富士見町の福祉制度について、富士見町役場の住民福祉課長、上原万智子さんにお聞きしました。

高校生まで 医療費が無料って本当ですか?

「 富士見町は、「福祉医療の充実、子育て支援」を重点施策として掲げています。

富士見町はこれまで、乳幼児等、子育て世代について中学校卒業までが、医療費助成の対象でした。
そこで、子育て支援の拡充として医療費無料を高校卒業までに拡大すべきだ、という方針が掲げられ、現在実施に向けて検討しています近隣市町村の状況も踏まえて検討した結果、富士見町は、高校三年までの全ての子どもを対象とすると決めました。」

現在、国民健康保険でみると、年間一人あたりの医療費は、平均で29.2万円程度とされています。
子育て期の医療費が無料になるこで、受診しやすくなることから病気の早期診断、早期治療にも繋がります。子育て家庭にとって、この制度は、子どもの健やかな成長への大きな手助けとなります。

2005年以降、医療費助成の対象年齢は、全国的に上がってきて、「中学校卒業まで」の自治体の割合が増えてきています。その中において、今回の富士見町の「高校卒業まで」は、これから移住を考えている人にとって、注目すべき福祉制度ではないでしょうか。

医療費の心配をしなくても良い。これは、とても大きなメリットといえます。
そしてこれは、次のステップ、「病気にならない健康な身体作り」への手助けにも繋がります。

小さい時から健康意識を高める

「 富士見町は医療費の助成は行いつつも、まずは町民が病気にならないように健康に過ごせる為の環境づくりを一番に考えています。

高齢者を含む全町民、健康でいられるためには、小さい頃から、食事や運動など生活習慣を整えること病気を予防をしていくことがとても大事です。
小さい時から健康意識を高めていく。子どもの糖尿病の重症化などのリスクを避ける。
そのために、福祉医療の充実は、たいへん重要な課題です。

保健師が充実

そこで現在、富士見町では、住民福祉課の中の、保予防係、社会福祉係、介護高齢者係に、保健師が10名、子ども課に2名在籍しています。乳幼児から高齢者まで、ライフステージに対応して保健師が関わる体制が取れています。乳幼児を持つ家庭への支援、訪問や、その後の育児相談でも、多くの保健師が個別に対応する体制が、充実しています。長野県内では、富士見町は保健師の割合が多いです。

町全体で子どものケアをする

子ども課の保健師は、乳幼児の時だけでなく、保育園、小学校、中学校を通じて、子どもの発達障害や精神的なケアなどを継続的にやっていくために活動、中学まで、町全体でケアできる体制を作っています。

富士見高原病院 町で一番大きな病院です。

元気なお年寄りを増やしたい

高齢者の介護に関しては、富士見高原医療福祉センターや富士見町社会福祉協議会等の介護事業所が充実しています。地域に根ざした、顔が見える病院として、介護相談、診など、町との情報連携がしっかりとできています。元気なお年寄り、地域で自立して生活できるお年寄りを増やしたいです。

一人一人に寄り添う制度作りを

保健師の充実により、個別相談対応はできるようになってきました。
今後も、子ども一人一人に寄り添って、子どもの頃から生活習慣予防などのケアを、しっかりとやっていきたいです。
そして、そのためには、役場と各家庭の連携、町全体でのケアが、とても大切です。」

赤ちゃんからお年寄りまで、町民全員が、心身ともに健康な町を作る。
そして、健康を維持するための、病気を予防するための、環境作り。

その取組の一つが、「高校卒業まで医療費無料」です。

子どもたちが安心出来る環境を作ると、彼らは、その中で思いっきり遊びます。
太陽の下真っ黒になって。田んぼでどろんこになって。目をきらきらとさせて。
子どもの世界を大きく広げてくれる、制度作り、町作りが、ここ富士見町にはあります。

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